ベヒシュタインとは

ピアノ界の世界三大ピアノメーカーのひとつ、
ベヒシュタインは、ピアノ界のストラディヴァリウス。
求める価値のある秀逸なピアノ。

歴史と共に育ってきたブランドであり、
作曲家の想いを形にしたピアノを造り続けています。

1853年、ドイツのベルリンにて誕生した『ベヒシュタイン』。当初から、リストやドビュッシーなど数々の作曲家たちに愛されてきました。手づくりだからこそ生まれた気品漂うノーブルな音色、堅牢さなど、ベヒシュタインの良さを挙げればきりがありません。世界の64ヵ国の王室にも納められていることからも分かるように、その存在は“唯一無二”であり、本物のピアノだといえるでしょう。

世界中のピアノファンを魅了してやまない “普遍性”がブランド価値です。

時代が流れゆくなか、変わらない美しさと性能を併せ持つベヒシュタインは、世界最高峰といわれる、ドイツの伝統あるピアノ製作から生まれました。ゆえに芸術家と呼ぶにふさわしく、豊かな音色と繊細なニュアンスを創出します。また、特徴的な澄んだ響き、完璧なタッチ、繊細かつ大胆な音色を奏でるバランス、奏者の想像力と技術次第でどんな色彩でも調合できる、まさに絵の具のようなピアノです。ロマン派や印象派のみならず、どんな音楽ジャンルでもいきいきと描き出す限りない表現力を秘めています。

弾く人の気持ちをリアルに表現する、 類い稀なる才能を持っています。

“ベヒシュタインは響板で鳴らす”そう表現されるように、立ち上りの速い透明感のある響き、落ち着きのある上品な音色こそがベヒシュタインの真髄です。初めて耳にしたとき、ピアノの音色に対するイメージが変わるかもしれません。また、タッチレスポンスが素晴らしく、演奏者の表現したい情景を変幻自在に描写してくれます。

音色と響きに衰えはなく、 使い続けるほどに愛しくなるでしょう。

たとえ、優越感を感じるブランドのピアノであっても、音の響きに納得できなければ、長年使い続けることはできません。でもベヒシュタインなら信頼できます。複雑な和音の中にあっても旋律部分が埋もれることはありません。しかも濁らずにハッキリと聞こえるだけでなく、一音一音に色彩感があるので、豊かな音色変化を実感することでしょう。さらに、弾けば弾くほど音が馴染み、そして、どんどん自分好みに変わってくる感覚を体感できるはずです。

History of BECHSTEIN

1853年、カール・ベヒシュタインがベルリンで創業。1890年には、ロンドン、パリ、サンクト・ペテルブルクに支店を出すほどに成長したが、1929年の世界恐慌で暗い影をおとし、さらに第二次世界大戦で工場が壊滅した。そして、1940年代後半に楽器製作を再開。60年代初めには、壁で隔てられたベルリンでは職人が不足し、西ドイツ国内に支社工場を設立する。戦後、アメリカのメーカーの手に渡るなどの時期を乗り越え、1986年、ドイツ人現社長シュルツェ氏が経営権を再び取得。創始者ベヒシュタインの理念を再確認して、活発に動き始める。1992年、ベヒシュタインはザクセンピアノフォルテ工場を取得し、伝統あるブランド、ツィンマーマン(1884年ライプツィヒで創業)と、ホフマン(ベルリンで1893年製造開始、1904年創業)のピアノを扱い始めた。

ベヒシュタイン

  1. ベヒシュタインとは

    歴史と共に育ってきたブランドであり、 作曲家の想いを形にしたピアノを造り続けています。 1853年、ドイツの…

  2. ピアノへのこだわり

    ベヒシュタインの比類ない音のスペクトルは層括的なピアノ作りの哲学です。すべての製造過程において、ベヒシュタインのピアノ製作者と専門…

  3. 作曲家メッセージ

    リストやドビュッシーは、非常に複雑な和音の上であっても意図する旋律を美しく表現できる楽器として、ベヒシュタインを評価し、生涯にわた…

  4. ラインナップ

    「ベヒシュタイン」―本当の逸品をパートナーにしたいという人になら、きっとその良さを分かってもえるはずです。ベヒシュタイン社は優れた…